令和になっても平成最後にはまったバンドの話 21

前回の記事で否定した宮本さんの新曲はMVで見たらそこまでひどくなかった。

やっぱり冬の花の時と一緒で癖になる。小林高史マジックか本人の歌力かどっちもあるよなあ。

 

歌詞については同じこと言ってるなあと、ただこの人の愛してるぜは代弁にしか聞こえない。言い方が悪いな、まあドラマ主題歌だから元々自分視点ではないのかもしれない。自分の気持ちで愛してると言ってるんじゃなく、隣に立って見てる感じで、だから、聞く人が投影できるというか、この突き放し方が好きだ。

サビの最後が歌い上げる感じではなく短く切る所が甘くなくていい。

この人のラブソングは色気がない、聞いた人が恋人になった気になれない、きゅんきゅんしない。もう恋愛とか結婚とかそんなの超越した気がする人類愛(広げすぎ)

私はこのドラマ見てないけど、主人公もそのくらい大いなる愛ってことなのだろうか。

 

宮本さんが本当に自分の気持ちで愛を歌ったらどうなのだろう。

「それを愛と呼ぶとしよう」があるけどあれもそこまでコテコテではないし、エピソードを見ると割と恋愛体質(失恋してライブが出来なくなったとか)な気がするけど、淡白でもありそうな、恋愛の嫉妬とかしないって発言もあったしね。

ただ、音楽と恋愛どっちをとるかって言われたら最後には音楽を取るようなそんなイメージなので自分にはこのアイラブユーが人類愛に聞こえたのかもしれないな。