令和になっても平成最後にはまったバンドの話20

音楽の日、俳優さんの衝撃的なニュースもあって「俺たちの明日」が」泣けてしょうがなかった。

ソロの方はあれでフルなのかな?歌詞がなんかピンとこない。

ソロを発表してからドラマ主題歌→CM曲→ソロ曲→映画主題歌→CM歌唱→ドラマ主題歌、テレビ番組主題歌→ドラマ主題歌と怒涛のように活動が続いて疲弊してるんじゃないだろうか。人生を応援する歌を無理やり所望されてるとしたら、そこに本人が疲れてしまうと説得力が無くなることを周りは分かっているのかな?

宮本さんはソロで結果を出したい一心で頑張ってると思うけど、やっつけ作業では音楽は響いてこない。少なくとも今回の主題歌はそう思った。

ドラマの放送局の年齢層を考えて【わかりやすい歌詞】にしたのなら少しは分かるけど、どうも引っかかるんだよなあ。自粛中はひたすらカバー曲を歌っていたというし、自分のソングライティングに限界を感じて歌唱で勝負するつもりなのかもと余計な詮索をしてしまう。

移籍した時、ソロがやり易いからと移った噂を目にしたが、ビジネスの世界なんだし、エレカシごと来るのならとそれならソロもいいよという条件だったとしたら、宮本さんには相当なプレッシャーだったと思う。エレカシの30年は彼の30年とも言えるけど、家族や友達や周囲の仕事仲間との思い出でもあり怒涛の人生の集大成だ。そこに勝つには巨大すぎる。

あるライターが今度の新曲は凡庸かそれ以下とツイッターで書いていた。思い切って言ったなと思った、公式が目にする可能性もあるのに。

彼が依存し彼に依存しすぎてたエレファントカシマシがまさか本人の自立の妨げになろうとは思わなかった。でもこれは私個人の感想だから結局誰もが自分の理想とするあの人を追い求めてしまうんだろうなあ。自分にはない才能に嫉妬し憧れ崇拝する。

宮本さんは今、エレカシの才能に一番嫉妬しているのかもしれない。

何かいろいろネガティブなこと書いてしまった。亡くなった俳優が同じ事務所だったからいろいろ考えてしまったよ。こんなペーペーのファンがさ。

エレカシの音楽ってすごいんだよ、何十年も経ってなお、こんなに、人を夢中にさせる。私はもう二年ウォークマンでもスピーカーでも家でエレカシばかり聞いている。

この曲たちの権利を丸ごと持てるのならどこの事務所だって欲しがるよ。

何年先に消える音楽じゃない、ずっとこの先も生き続ける音楽なんだ。

 

もやもやしたので書いてちょっとすっきりした。

 

次はべた褒め記事を書く、名盤「マスターピース」について